第2回:読む哲学カフェ【プラトン・饗宴】

 

第2回読む哲学カフェ開催いたしました

ご参加いただいた皆様

本当にありがとうございました。

 

今回も西荻窪カフェギャラリーKさんの

優しいお食事や飲み物に舌鼓を打ちつつスタート♪

美味しいものと素晴らしい本

そして素敵な仲間たち

生きてるって奇跡のような偶然が

たくさん重なる瞬間をいうんだなぁと。。。

 

【プラトン・饗宴】

読むテツ第2回目は「恋」にスポットを当てるつもりでしたが

さすがにプラトン先生、ものすごくメンドクサイ(笑)

でも、みんなで読むと一人では感覚できない「集中」があるので

ちゃんと読めるんですよね

不思議です。。

 

さて、「饗宴」、原題は「シンポシオン」
「一緒に飲む」というような意味で

現代のシンポジウムの語源になっているそうです。

 

さてさて本題に入ります♪

アガトンの優勝祝い!に駆け付けた名士たちが【エロース】を賛美しあうという饗宴の模様を楽しみながら読む!というところまで及ばす・・・ここは次回に持ち越しとなりました。

 

ス、ス、スミマセン。

ガイドの力不足です。。

 

気を取り直して(笑)

「僕思うに、これだけのことは医術の上から僕に明らかになっている、酩酊が人間に有害なことは。だから僕はもう自分でも進んであまり深く飲もうとは思もわないし、また他にそれを勧める気にもなれないのだ、二日酔いで頭の重い人達にはなおさらのことだが」と本書の中の登場人物(エリキュシマコス)が言っておりますが、日本でも平安時代から出されたお酒は断れない・・・・というような慣習がすでにあったので当時のアテナイ人たちの二日酔いの苦しみ、日本のサラリーマンのみなさんも想像は容易いかと思われます。

そんな空気の中で医者であったエリキュシマコスが医者の立場で!と念押しするかのように深酒による酩酊をやんわりやめさせる方向に話を振るあたりに、当時このことがいかにみんなを悩ませていたか想像できますね!

 

今回の読む哲学カフェでは

正しき意見とは明らかに智見と無知の中間に位するようなもの。と、ソクラテスに対してピシャリと言い切るディオティマ(女性)が登場する場面を読みました。

男尊女卑の時代にあったアテナイを舞台にして巫女とはいえ1人の女性がソクラテスをピシャッと論破する。プラトンがどのような気持ちでこの作品を書いたのかを思いますととても感慨深いです。

 

美そのものを見ること
愛そのものを見ること


特定の人物や事象にこだわっていてはそれは、愛の影のようなものだとディオティマは語ります。

 

愛を語っていながらも、美を語っていながらも(特定)のモノにこだわっているようでは、それは影を見ているようなものだとディオティマさんは仰るわけです。

ふむふむなるほど。。いや、それはやはり、そうでしょう。と、平成の現在の日本のの私もかなりそう思うのであります。

「だれそれの説はこうである」「何年ころに誰それがこう言った」

「それはナントカ哲学の流れをくむモノであって」

「それはナントカ主義から派生したモノであって」

などなど・・・大学の講義を聞いていて、体系的な事実と思われる説を記憶し当てはめることが大切なことは十分にわかる。しかしながら、そればかりで(オモシロクナイ)ではないか。哲学とは本当にこのようなものなのであるのか?などとおそれ多くもおもってしまったのであります。

私にとって哲学するということは、とてもシンプルなことで「なにそれ?」というそれ自体が哲学そのものなのです。そっちのほうが断然先なのであります。

「なにそれ?」もないままに、誰それのなにがしかをただ暗記することのむなしさよ。。。(あくまで個人的見解)

だから、誰かの解説書ではなく、古典を読むのが好きなんです。彼らは、その書物の隅々で「なにこれ?」と感じたことの疑問をキラキラと美しく語り、「これである」という自分の中に浮かんだ一つの真理に、あの手この手で私たちを向かわせようとする。そして、その必死さが読み手にも伝わる。そのような哲学古典本を四の五の言わずみんなで読みたい。

「うん、それそれ、そうでなくっちゃ!」と思わせてくれたり、「そうは問屋が卸さないぜ」と思わせてくれる個所を見つけて、みんなで一喜一憂する。

それこそが、あの人の哲学、この人の哲学、を認める能力を活性化し、さらには、あの人の愛、この人の美をも認める能力の活性化につながり、さらさらさらには、哲学そのものを、愛そのものを、美そのものを、特定の影ではなく、それそのものを「自己の内にも外にも右にも左にも感覚できる」真の民主制を身につけることにもつながるのではないかと思ったりもするのです。

あくまでも、この【読む哲学カフェ】を、私の方が知っている。ということを誇示したり、私は何も知らないと肩を落とす場にはしたくない。

「私はかくかく云々のことについてこれこれの疑問を持っている、だからこの哲学者のこの言論に感銘を受けたのだ、だからこの人が好きなのだ」という風に、自分が主役となって哲学書を読んでいただきたいのです。

 

ですから、無謀にもこの読む哲学カフェを始めた上記のような自分の初心をディオティマさん(作者はプラトンですが…)が思い出させてくれたのです。

 

 

このディオティマとソクラテスの問答を朗読したのですが、今回はみなさんにも数行ずつ読んでいただいたりしました。
 自分の番があるとちょっとした緊張感があり楽しいですね

次回からこの形で行こうかと思います。

 

で、愛について、美について、恋について、人間いついて・・・

とてもじゃないけど語りつくせず、読み終わらず、次回もプラトン先生の【饗宴】を読もう!という運びとなりました。ご興味のあった方チャンスです♪ぜひご参加くださいね^^4月に読んだメンバーがいるのでよりシンプルにわかりやすく読み進めていけると思います。

 

で、次回の手土産として、今回参加したみなさんに持参してきて~とお願いしていることがありました。覚えてらっしゃるかしら?書いときますので持ってきてね。

 

*流行歌や漫画・アニメなんかでプラトン的な愛や美を語ってるものを見つけてこよう!*

 すみませーん、俗っぽくって。でも、せっかくなら楽しみましょう♪

なにしろ、私たちは「現代社会に生きている」わけですから。

よろしくお願いしまーす。

もちろん、初参加の方は持ってこなくても、持ってきてもどちらでもOKです。

 

 

次回の予告【プラトン・饗宴(2回目)】

2014.5.3(土)

17:00~哲学茶会

(軽食をとりながら読むテツ前のお喋りタイム・自由参加です)

18:00~19:30まで読む哲学カフェ

 

読むテツ終了後少しばかり余談を楽しむ時間もあります

此方も自由参加です。

参加費:500円(資料・コピー代などを含みます)